集中産卵後の空白時期!

今朝は午前1時半頃から一旦土砂降りの雨になったが、2時半頃には月が出てきて3時からの約1時間の徒歩時間は快調に終了した。
その後、積乱雲の塊が押し寄せてきて、月を隠し、午前5時過ぎから再び土砂降りの雨になる。
大潮は昨日で終了したが、この大潮の時は満潮時間が夜明けと夕暮れ時間に重なる為、ウミガメが産卵しにくい時期でもある。「満月の月夜の夜に・・・」という妄想はあるが、実際のところ、満月の月夜の夜は「干潮」時間でもある。
実際調査してみると、傾向的にはそのような事が言える。
それよりも、1回目の産卵時期を夜中の満潮時間に合わせると、ほぼ2週間毎に行われる産卵は、潮汐と一致して、同じような潮汐の日に産卵に訪れるのである。
今年の傾向は、大潮の前の4日間くらいである。丁度満潮時間が午前1時~2時頃の日である。
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そりゃそうと隣の愛知県では、今ウミガメの卵の移植の可否について熱い論争が続いているという。
行政側が孵化場を建設して、保護監視員を任命、そして孵化場に卵を移植しようとしたところ、従前から保護・調査をやってきた自然保護団体が待ったをかけたというもの。
両者は協議をして、解決策を模索して、一応決着をみたものの、その後、行政側が不必要な移植を繰り返しているというものだ。
この卵の移植の問題は、当カメハメハ王国でも長い間問題視されてきたが、牧之原市では、他に保護に取り組む団体等が無い事からその判断は一任されてきた。
確かに、孵化場を作って、全ての卵を移植する事は、人間にとっては実に管理し易い。しかし、安易な移植は、その生物の絶滅の片棒を担ぐ事になりかねない事も事実。人間側は「良かれ」と思ってやっているのだが、その時の「知見」が乏しい事により、良かれと思ってやった事が絶滅に導きかねないと言うこと。
基本的に野生生物には手を触れてはならないという事を念頭に「やむを得ない時」に実施する。しかし、この「やむを得ない」明確な基準が無いのである。多くの人と協議する事が望ましいが、産卵後、時間の経過とともに孵化率は低下する。悩み多き事柄である。
また、カメハメハ王国では、産卵してそのまま維持する産卵巣については、標識を立て、誰でもが確認できるようにしてある。勿論、悪意を持った盗掘者があれば持ってゆかれる。しかし、逆の意味で、多くの住民やサーファーが監視員となる。皆で見守る意識が芽生える。また、この標識により、海岸清掃をしようという機運も生まれるという。
孵化場を金網で作り、有刺鉄線で厳重な管理体制をしいている隣町と、オープンにしている当市の違いは何だろう。それは「天然記念物」か否かだ。同じウミガメでも隣町に産卵すると、その卵は天然記念物。当市に産卵すると、ただの卵。
生物学の研究をしている学生諸君!ウミガメなんかより、こんな人々を観察して論文書いた方が面白いかもねしれないぞ。
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